国民健康保険料のお悩み15選
Q3.
届いた納付書を見て、ビックリ。
急激に国民健康保険料が増えました。
納付書の金額を見るのもウンザリです。
急に増えた理由とは?
A3
急激に国民健康保険の負担が、
増えた理由は、主に、3つ考えられます。
ひとつ目・・・
当たり前の話なのですが、
あなたの去年1年間の稼ぎが、おととしの1年間の稼ぎ、
より増えたことです。
ふたつ目・・・
引っ越ししたことで国民健康保険の保険料の負担が、
高い水準の市町村に移ってしまったことが考えられます。
みっつ目・・・
国民健康保険の保険料の計算が、
大きく変化したことです。
ここで、ケースとして最も多かったものについて、
詳しく解説します。
多くの方は、そんなに変わらないのに
「何でこんなに高くなったの?」と感じています。
じつは、これは、ごく自然な感覚です。
仮に1年間で100万円の申告所得が増えたとしましょう。
あなたにとって、たいしたことのない金額ですか?
それとも、たいしたことのある金額でしょうか?
金額だけ見れば、「たいしたことある!」
ほんとんどの方がそうおっしゃいます。
しかし、次の質問は、いかがでしょうか
「あなたは、1年間で申告所得が増えました。
その金額は、100万円です。実感できますか?」
正直に申し上げます。
わたしは、理解は、できますが、実感は、できません。
そして、ほとんどの方が、1年間という長〜い時間の中で
生じている変化は、体で実感しにくい・・・と考えます。
申告所得が100万円増えたからと言って、
では、貯金が100万円増えたよ!という方も
中には、いらっしゃると思います。
しかし、たいていの人は
儲けたお金は、旅行に行ったり、プレゼントを買ったり、
外食したり、経費にならない支出に使っていたりします。
貯金をしなければ、すぐにお金は、消えて無くなります。
あるいは、借金の返済にまわったのかも知れません。
子供の新しい習い事に消えたのかも知れません。
税理士として、仕事の経験上よくあるのが、
減価償却費が減っただけ、という事かも知れません。
でも、申告する所得は、計算上、増えています。
国民健康保険の保険料を決める過程で、
申告した所得をもとに計算される金額は、
おおよそ、申告した所得の6%〜12%の間です。
どのくらい影響が、あるかと申しますと
100万円×6%〜12%・・・
増える国民健康保険の保険料は、1年間で、
6万円〜12万円となります。
あなたは、1年間で増えた金額を実感できそうですか?
では、さらに毎月に換算すると・・・
6万円〜12万円÷12で、
5千円から1万円のアップと言うことになります。
これで、実感できるところまできましたでしょうか?
たとえば、それまで、月2万円しか支払っていない方にとって、
月5千円から1万円のアップは、どう感じられるのでしょうか?
結果は、もうおわかりですね。
1年間で100万円という変化は、
金額は、大きくても、実感しにくい。
しかし、1万円という1ヶ月分の保険料の変化は、
とても、実感しやすい。
